Diaplan 80mm f2.8

Diaplan 80mm f2.8, Meyer-Optik Gorlitz : 泡ボケできるかな?②

前回、Trioplan100mmをレンタルして、泡ボケ写真にチャレンジしました。が、なんといってもTrioplanの値段が高騰してしまって、復刻版は20万円、オールドレンズでも10万円とか手がでない。

他に泡ボケがつくれるレンズはないかと、ネットで情報をあさっていたところ、同じMeyer-Optik Gorlitz社が、プロジェクター用に作っていたレンズで、Diaplan80mm f2.8なるものがあり、ヤフオクなどで売られているとのこと。

絞りがないのですが、まあ、どうせTrioplanだって大半絞り開放で撮っていたのですから、ノープロブレム。ヤフオクで探したら、程度もまずまずなのが、16,000円即決であるじゃないですか。Trioplanの10分の1!! ポチっちゃいました(笑)。

確かに、プロジェクターについていそうなレンズだ

背景に泡をつくってみた

表題に使ったカシオ製の腕時計の写真は、下のようなLED電球をバックにおいて、前後の距離をあわせて自宅で撮影しました。せっかく泡ボケをつくるなら、カラフルに色々な○がでてきて、しかも重なってると良いなあと思ったので。

時計のような対象物なしにして、泡ボケオンリーだとこんな感じ。うん、アブストラクトなアートっぽくなってお気に入りです。

さて、屋外にでて、自然光で背景泡ボケのオーソドックスな写真にチャレンジしてみました。自宅マンションの中庭で撮った、このタンポポの写真が一枚目。太陽光が丸い玉に変わったとき、なんだか感動しましたねー。

よっしゃ!と気合いが入り、川崎から京浜東北線に乗って、浜松町で降り、浜離宮にいざ出陣! ちょうど梅が咲いていたので枝の下に入り込んで、何枚もシャッターを切る。が、なかなかまん丸でシャキンとしたボケは出てきません。でも、写真自体としてはオールドレンズっぽい、味のある描写でGOODです。

白椿も、ボケはうにょうにょな感じになりましたが、写真としては良い感じに。

いっそのこと、組み写真と動画で

浜離宮が夕方で閉園となったので、夜の街を撮りたくなって、新宿歌舞伎町に山手線で移動しました。さすが、ネオンぎらぎらで、光源に不足はありません。でも、何か対象物を見つけて、その背景に泡ボケをつくるのは、難しい〜。

そこで、いっそのこと、同じ情景をジャスピンとピンぼけの2種撮って、組み写真にする作戦に切り替えました。で、ついでにピントリングをグルグルしながら動画も撮ってみました。それが以下です。

どうですか? 泡ボケが誕生して、ネオンの動きとともにグルグルまわるのって、新鮮ですよね。私は撮っていて、ワクワクしました。

そういえば、浜離宮の最後に、赤い椿が咲いているところで動画も撮っていたので、それも紹介します。ぎりぎり花(椿)だとわかるところが、意外とアートな雰囲気。などと自己満足に浸っています。

Trioplanは3日だけレンタルして返却してしまいましたが、このDiaplanは手元にありますから、また機会をみて、泡ぼけ写真を撮りにくりだしたいと思っています。

では、また。

-Diaplan 80mm f2.8
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