「ぼく明日」の小松菜奈が、ひたすら可愛い

ぼく明日

レンズ以外のお話にも、おつきあいください。
私が推す映画について、折に触れて書いていきますね。

2016年12月17日、私は自分のフェイスブックにこう書いていました。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を見終わりました。映画の舞台である京都のTジョイで。街並みが綺麗で、ストーリーは甘く切なく、思わず叡電や宝ヶ池、三条大橋に聖地巡礼したくなります 笑。最後に流れるback numberの「ハッピーエンド」が、これまた泣かせますね。

小松菜奈と京都デート(妄想)

中島哲也監督による2014年の映画『渇き。』で、毒気マックスの極悪女子高生役でデビューを飾った小松菜奈さん。今年封切られた門脇麦さんとW主演の音楽ロードムービー『さよならくちびる』では、破天荒で気分屋のレオを好演していました。どちらかというと、個性的な尖った役がハマっているイメージがあります。

しかし、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(略称:ぼく明日)では、ひたすらピュアで、可愛らしく、控えめな感じの20歳の女性、福寿愛美を演じきっています。

特に映画の前半は、福士蒼汰さんが演じる、京都の美大生の南山高寿が通学時の叡電で、愛美に出会い、一目惚れし、声をかけて恋が始まり、デート場面へとテンポよく進んでいくので、ハーピーな気分に浸れます。

予告映像がYouTubeのオリコンチャンネルにあったので、小松菜奈さんと京都デート(妄想)をしているつもりで、場面を切り取ってみました。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
叡電の中で出会うシーン 少し悲しげな目
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告映像より
デートシーン1 一緒に食べ歩きしたい
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
デートシーン2 商店街の骨董屋さん
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
デートシーン3 カメラで思い出を残したい?
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
デートシーン4 伏見稲荷の狐のお面

恋愛は成就し、そして話は折り返す

本投稿の「劇萌え」場面は、下の愛美のセリフ。昼間のデートが楽しければ、楽しいほど、夜になって、別れるのはさびしい。そこで、二人がこんな会話をします。愛美さん、ちょっとだけ、大胆です。

高寿「やばい、抱きしめたい。」
愛美「抱きしめたら、いいんじゃないかな。」

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
恋の成就 ここが幸せの絶頂だったのかも

の物語は、「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」と愛美が告白し、後半に突入していきます。そこはネタバレになってしまうので、映画を見ていない人のためにも、書かないでおきますね。

見終わった後、出会いの場面をリピート

映画本編の最後、愛美視点に切り替わって、高寿に初めて出会うために叡電に乗り込み、本を取り出す。そこからエンドロールで、「どこがハッピーエンドなんじゃい」と思わずツッコミたくなる、back numberの歌が流れてくる

青いまま枯れてゆく あなたを好きななまま消えてゆく 私をずっと覚えていて なんてね 嘘だよ 元気でいてね

back number「ハッピーエンド」

このフレーズのところの意味が、あまりにも切なく、やるせなくなって、(恥ずかしながら)涙が止まらなくなりました。メロディー、歌声も、情感たっぷり。Tジョイ(シネコン)を出て、京都駅に向かう途中も、脳内でヘビロテ状態です。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告より
出会いの場面のはず、、なのに。この涙の意味が切ない

だから、この映画を観て感動した人は、ほぼ間違いなく、最初の出会いの場面をリピートして、今度は愛美視点で見返したくなるんですよね。

私もWOWOWで放映した時に録画して、セリフをメモしてみました(上映版を2回観に行くまではしなかったのですが・・)。

この時には、まだ高寿に秘密を打ち明けられない、愛美の言葉の一つ一つが愛おしいです。

愛美「そろそろ行かなきゃ、じゃあ。」

高寿「あの、また会える、かな? どうしたの?」

愛美「ちょっとね、悲しい事があってね。また会えるよ、またね。」

高寿「うん、また。」

愛美「また明日ね。」

(高寿の脳内「また、明日か・・」)

この映画、Hulu、dTV、Amazon Prime Videoなら「見放題」で見られるようので、機会があれば、ぜひご覧になってください。切ない恋に出会えます。

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告映像
hulu
U-NEXT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

浜松出身。アップル日本支社に新卒入社したあと、家族でマレーシアに移住、現地で起業して16年間クアラルンプールで暮らす。6年前に日本に本帰国した後は、サラリーマンのかたわら坂道ファン&アニメ・映画のオタ活に邁進中。 2020年は写真趣味を復活。レンズ愛好家、自称写真家として「#推しレンズ」をテーマにブログに書いていこうと考えている。また、@uchimura7_comの名前で、インスタグラムとツイッターに日々写真を投稿中。