レンズ以外のお話にも、おつきあいください。
私が推すアニメについて、折に触れて書いていきますね。
世間的にはこんなことを公言すると、「ヤバイやつ」「いい歳して」と冷たい目で見られること必至ですが。もういいや。このブログを開設した時点で、一線を越えてしまってますから。日常系、空気系といわれる女子高生の群像アニメが私は好きです。
クスっと笑えるJKアニメの流れ
悲劇にみまわれた京アニの代表作『けいおん!』『らき☆すた』をはじめ、『ゆるゆり』『ふらいんぐうぃっち』など、キャラ同士のふんわりとした会話のやりとりなど、可愛らしい雰囲気に癒やされています。

左からロボ、バカ、ヲタ
で、今期一番熱心に追っていたのが『女子高生のむだづかい』。あまりにも気に入ったので、原作コミックの方も、Amazonで最新刊の6巻までまとめ買い(大人買い)してしまいました。Wikipediaでは、こう紹介されています。
都立さいのたま女子高等学校(通称「さいじょ」)に通う個性派ぞろいのJKたちが女子高生活を無駄に浪費する日常学園コメディ
Wikipediaより
あだ名が「バカ」と身も蓋もなく、偏差値が足らず、空気読めない言動を繰り返し、女子高生が生来持つ、可愛らしさ&キラキラ感は皆無。そんな田中望=バカを、主人公にすえたことが、タイトルの「むだづかい」を象徴しています。

クラスメートのあだ名を検討中の3人
クスッと笑えるJKアニメのなかでも、ギャグ要素が多め(逆に可愛らしさ少なめ)に、乾いた笑いがテンポよく連打されていくのが、本作の特長です。なのに、11話「ゆめ」だけは、良い意味で違いました。
11話のヲタとワセダにキュン死にデス
担任のワセダは、あだ名通りの早稲田大卒の数学教師。27歳の独身。「女子大生の就活時のリクルートスーツ姿こそ至高」とする女子大生派で、女子高生には興味なし。
ワセダは、隠れて「低所得P」の名前でボカロPとして曲をネットに発表。そんな低所得Pの正体を知らないヲタ=菊池茜は、熱烈なファンとして、曲に励まされるだけでなく、淡い恋心も抱くようになる。

ワセダとヲタ
ヲタは低所得Pに気持ちを伝えるために、akane名で『うたってみた』動画制作を決意し、部屋で歌って録音するのだが、結構うまい。そういえば、ヲタの声優はあのアニメ『かんなぎ』OPの「motto☆派手にね!」を歌っていた戸松遥さんなんだから、うまいわけです。
今回の投稿の「劇萌え」ポイントは、低所得Pが自主制作CDの同人即売会に出ることを知ったヲタが、まるで初デートに出かける時のように、女子力高めのメイクと服装で会場に向かう場面。見ているこちらが、もうキュン死にデス。

低所得Pに初めて会える期待で、わくわく、ドキドキ
普通のギャグアニメなら、会場で笑劇の対面、じゃんじゃん、となるところなのだが。本作の11話はなぜかマジ展開、ワセダが金八先生並みの熱い行動で、ヲタに自ら正体を明かす。衝撃の事実に、大いに戸惑うヲタ。。
その後の展開までここにネタばらしするのはしのびないので、HuluやU-nextで11話を見て確認していただければ、嬉しいです。実は、原作マンガの方だと、この同人即売会以降の二人の展開(肝臓キャラ?)もあって、そちらも萌えますよ。ただし、ワセダが女子大生派というところからブレないのは、本作の良心だと思います。
終
後日談 なんと2020年1月から、「女子高生の無駄づかい」が実写ドラマ化されています。岡田結実のバカの再現度がすごすぎます。ドラマも要注目ですね。
第11話予告 部屋ではヲタ仕様のゆるゆる姿


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